6月と言えば梅雨。梅雨と言えば、雨。
皆さん、雨ってご存じですか?
・・・ですよね、失礼いたしました。
ではどんな形で落ちてくるかご存じですか?
雨粒の大きさにもよりますが、大きい雨粒だと饅頭型で落ちてくるそうですよ。
所謂涙型ではないんです。
落ちてくる速度は最大で秒速9メートル。
雨が降ると独特の匂いがしますが、あれって名前がついているんですよ。
「ペトリコール」ギリシャ語で『石のエッセンス』という意味らしいです。
地面や植物の葉などに衝突した雨粒がそのエッセンスを抱き込んで、細かい粒子であるエアロゾルとなって空気中に巻き上げられて、あの独特の匂いが感じられるわけです。
ずっと雨が続くと憂鬱な感じがしますが、
だいたい50ccのバイクと同じくらいの速度で1キロメートル上空から直径1ミリメートルの水でできた饅頭が落ちてきて「ペトリコール」という名前のアロマを焚いてくれてるんだなぁと思うと、長雨もちょっとだけ許せる気がしませんか?