一般社団法人伊賀薬剤師会

コラム

コラム №85 薬剤師の在宅訪問

医師や看護師だけでなく、薬剤師もご自宅を訪問致します。

お薬のことで、困ったことはありませんか?

定期的に受診しているうちに、今必要な薬と、以前の使えない薬の整理ができず、沢山残っていませんか? 内服薬だけでなく、頓服薬、貼付剤や塗布剤、坐剤や点眼薬の使用期限が過ぎていませんか?

複数の医療機関を受診している患者様は、同じ薬を必要以上に重複して飲んでいることもあります。最近では、一般名処方やジェネリック医薬品が増え、患者様が気付かないうちに同じ効果の薬を服用してしまう可能性があります。また、最近は後発品メーカーの不祥事により、医薬品の流通や供給が滞ており、薬を渡されるたびに薬の名前が変わったり、メーカーが変わって混乱していませんか?

 

薬剤師が服用している全ての薬をチェックすることで、重複を防ぎ治療や生活の質を高めることが出来ます。

 

自分勝手な判断で1日3回飲む薬を1回に減らしたり、飲みづらい薬を飲まなかったり、砕いて飲んだりしていませんか?それにより本来の薬の効果がなく症状が悪化したり、逆に効果が強く出て副作用が現れ体調不良が起こる可能性があります。

また薬を飲むとき、喉につかえたり吐き気を感じたりしませんか?

薬剤師が服用回数の変更や剤型変更を医師に相談して調整します。

 

薬剤師がご自宅に訪問するのはお薬を届けるだけではなく、服薬状態や生活状態の聞き取りをして、きちんと服用出来ているか、お薬の効果がでているか、副作用がないかを確認し、結果を医師や看護師やケアマネージャー等と共有します。

患者様の症状の改善にむけて、お薬の飲み方や起こりうる副作用を指導説明し生活のアドバイスをしたりします。

薬剤師の自宅訪問は医師の指示と患者の同意が必要です。医師が往診していない場合でも訪問は可能です。長期的なものだけでなく短期間の在宅訪問も行います。患者様には一部負担金(介護保険、医療保険適用)がかかりますが、治療や効果の向上、生活の質をあげるために安心してお薬を飲めるように、薬剤師にご相談してください。

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