一般社団法人伊賀薬剤師会

コラム

コラム №83 夏 紫外線

髪の毛の紫外線対策してますか??

太陽から降り注ぐ紫外線量は5月から9月頃まで多い日が続くということは皆さんご存じかと思います。

その日の天候によっても紫外線量は変動します。

快晴の日を100%とすると、薄雲の日は90%でそれなりに紫外線は降り注いでいます。

黒雲で50%、雨では30%くらいになります。

 髪の毛も紫外線により乾燥、強度の低下、表面の粗雑化、色素や光沢の消失などの影響をうけてしまいます。

紫外線が髪の毛にあたることで髪の毛を構成しているアミノ酸が酸化してしまい

ケラチンタンパクがダメージを受けたりキューティクルのS-S結合が切れ

酸化によりシステイン酸が作られダメージを受けます。

プールや海水浴で髪が濡れた状態で紫外線を浴びるとこのシステイン酸の生成が加速され、よりダメージが大きくなるといいます。

紫外線によりキューティクルが焼けてカラーの退色につながったり、カラーやパーマで必要以上に髪が傷んでしまうのも事実です。

この時期は特に、「髪を守る「「補修する」というWのケアが必要になります。

〇髪を守る〇

帽子や日傘でガード、日陰を歩くなどで直射日光に当たらないようにする。

まとめ髪などで髪の露出面を減らしたり、分け目をぼかして頭皮にも注意する。

紫外線対策のヘアケア商品を併用する。

〇補修する〇

予防ケアをしっかりすることで保水性が失われたパサパサヘアを回避できます。

トリートメントで潤いを補給し、ドライヤーや外気による乾燥から髪を守るケアを習慣化するようにしましょう。

日焼け止めは体に。だけではなく、ヘアケアも忘れてはいけない紫外線対策といえます。

お問い合わせ

0595-26-7270

Mailでお問い合わせはこちら →