4~5月になり道中を走っていると、きれいな淡い紫色の花「藤」を見かけます。
満開に咲くと花が下に垂れ下がり見事な藤の花の滝が現れます。
紫色の他にも白色やピンク色の藤の花を見ることができます。
藤の花は奈良時代や平安時代には見られ、和歌に詠まれたり、絵巻や屏風絵に描かれてきました。家紋にもなっています。少し前にはアニメで鬼が嫌う花という事でも描かれていました。
藤の花には優しい香りがします。この香りには幸運をもたらすという言い伝えがあることから、縁起がよい花とされています。
ただ、縁起が良いなら!といって、家で植えるのは充分気をつけて下さい。
マメ科のつる植物ですので、地下茎とツルがどんどん成長してしまい、ほかの木や花、建物にまで絡みついて壁などを傷めてしまいます。お世話は頑張ってして下さいね!
きれいな花には棘がある・・・ではありませんが、藤にはレクチンと呼ばれる毒があります。生では決して食べないで下さい。
淡い藤の花、見て、嗅いで、ほっこりできますよ!!