こごと・たわごと・ひとりごと

№69 ななつの草

ななつの草

・姫部志、女郎花(オミナエシ)
・尾花(ススキ)
・桔梗(キキョウ)
・瞿麦、撫子(ナデシコ)
・藤袴(フジバカマ)
・葛花(クズ)
・萩(ハギ)

上記のななつの植物といえば!ご存知ですか?

これらは、「秋の七草」と呼ばれる、秋を代表する草花です。

春の七草のように七草粥にして、一年の無病息災を祈る・・というようなことはしないのですが、七草の美しさを見て楽しむことができます。

 

秋の七草は、万葉集に収められいる山上億良(やまのうえのおくら)が詠んだ2首の歌にちなんでいるといわれています。

1.「秋の野に 咲たる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」 (万葉集)

【秋の野に咲いている草花を指折り数えると7種類ある】とし、

2.「萩の花 尾花葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなえし) また藤袴 朝顔の花」 (万葉集)

【それは萩の花、尾花、葛(くず)の花、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお)の花である】と言われています。

 

野生ではなかなか目にする機会は少ないですが、見つけられたら、その美しさで秋を感じてみてくださいね!!

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