こごと・たわごと・ひとりごと

№65 プラスチック製レジ袋の有料化

今年の7月から全国すべての小売店で、プラスチック製レジ袋の原則有料化が義務づけられます。

そこで、経済産業省が今月25日から各省内のコンビニでレジ袋の有料化を始めます。それに先立ち、1月末から「ナッジ理論」と呼ばれる行動経済学の手法を用いた消費者のレジ袋辞退の実験を始めています。実証実験は、各コンビニにレジ袋を必要としているか、不要なのかを示す意思表示カードを用意する。ただし、各店舗に使うカードの内容を変えて辞退率の向上にどのようにつながるかを検証するものです。カードを変えることでレジ袋辞退率がどう変化するかを分析し、効果的な手法を探る計画である。

その実験の元になる「ナッジ理論」とは、ほんの小さなきっかけで、人の行動を変化させる行動経済学の手法のことです。

代表的な事例は、サッカーの「ロナウドかメッシ」や、「トイレのハエのイラスト」です。

タバコのポイ捨てに困ったある団体が、「世界一のサッカー選手は?」と書かれた吸い殻入れに各選手の名前を入れ吸い殻で投票させ、結果ポイ捨てが減少し、環境改善を導きだしたものです。

トイレのハエのイラストは男子トイレの小便器周辺の、床の汚れに悩んでいた関係者が、小便器の中に一匹のハエを描いたことにより床の汚れが減り、清掃コストの削減につながりました。

 

プラスチック製レジ袋有料化の一方では、(1)バイオプラスチック配合率が一定以上、(2)厚さが50マイクロメートル以上、(3)海洋分析性で相応の機能が得られたものについては、有料化の対象から除外されています。

皆さんはもう、レジ袋有料化に向けて対策を始めていますか?

もうすでにエコバック準備されているのでしょうか。

 

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