一般社団法人伊賀薬剤師会

コラム

コラム №77 日焼け対策

5月から9月は紫外線が強くなる季節です。

紫外線を浴びることにより起こる日焼けには、皮膚が赤くなるサンバーンと黒くなるサンタンがあります。メカニズムとしては、サンバーンはB波によって血管拡張などの炎症が起きることで皮膚が赤くなります。サンタンはA波によって皮膚のメラノサイトが刺激されメラニン色素が合成されることで皮膚が褐色になります。

日光に当たった後皮膚が赤くなり(サンバーン)

皮膚の赤みが消失した後、黒くなります(サンタン) 

では、うっかり日焼けをしてしまったらどうしたらいいか紹介します。①    まず冷やす (日焼けはやけどの一種。冷水をあてる、水風呂に入るなどしてクールダウン       する必要があります。)

②    保湿をしっかり ( 日焼け後の肌は乾燥しています。しっかり保湿しましょう。かゆくても掻いてはいけません。)

③    水分補給 (日焼け直後は体全体の水分が失われています。内側からも補給しましょう。)

④    十分な睡眠 ( 体の回復の為にも意識して睡眠をとるようにしましょう。)

⑤    食事 ( 蛋白質、亜鉛、ビタミンCやEを意識して。メラニンの生成を抑えるビタミンCやリコピンを多く含むトマトは日ごろから摂っておきましょう。)

⑥    重ねて焼かない ( 日焼け後にさらに日焼けを重ねてはいけません。気をつけましょう。)

日焼け対策、日焼け後のケアを十分に行って夏を楽しんでください。

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